農業に携わり、椎茸を作っていく中で、世界一の椎茸を作りたい!
農業に限らず、ものづくりに携わる人であれば誰しもが思う心情であると思います。
Pilz株式会社では、秋田県の旨い、日本一美味い椎茸を作るべく、材料選定から菌床製造まで一貫して行なっております。
材料には地元秋田県の広葉樹のみを使用し、100%地場産にこだわりました。地元の資源循環を目指したからです。
これについては、また別の記事で詳しく掘り下げようと思います。
また、地下50メートルから組み上げる深層水を利用し、徹底した温度湿度管理を行っております。
それによって、抜群に引き締まった、風味のある椎茸が完成するのです。
私どもが使用している、菌床ブロックという椎茸の生える培地は、製造してから実際に椎茸が収穫できるようになるまで、約5ヶ月間の培養期間が必要です。
なかなか長いのですが、その間も温度湿度管理はかかせません。そこで気を抜いてしまうと、本当に良い椎茸ができないからです。
椎茸が収穫できるようになってからの収穫可能期間はというと、約7ヶ月ほどあります。以外と長いのです。その期間も低温でじっくり菌を成長させるので、驚くほど身の引き締まった椎茸が完成します。
その中でも選りすぐりの椎茸を【鱗花】として販売しております。
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ようやく、鱗花の名前の由来なのですが、鱗の花。
世界一の椎茸の条件に、農林水産大臣賞の受賞は外せないと思います。言わずと知れた、日本の農産物品評会の最高賞です。
どういった椎茸が評価されるのか。
肉厚で軸が太くて、丸くて、、、。そして、鱗皮といわれる傘のヒダの部分が、より大きく立っている事が評価されるのです。
日本一の品質になれば世界一といっても過言ではないでしょう!鱗皮の立った椎茸は、それは美しいものです。
まるで、花のように見えることから、そのような椎茸を目指すべく、鱗の花、【鱗花】(りんか)と命名しました。
秋田美人を連想するような、秋田県ならではの色白で力強い椎茸を作っております。
資源は椎茸を介して、循環していくのですが、環境に配慮した農産物として発信していきたいです。旨いを食卓に!それでは~
本日も収穫に勤しみます^^